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はたらクリップ

社会や社員に向けて、ユニークなサービスや他にはない福利厚生・設備を導入している会社にインタビュー。ビジネスのヒントや社員のよろこびが見つかるかもしれません。今回は、忙しくて昼食を取れないビジネスパーソンに向けて「置き惣菜サービス」をつくった「オフィスおかん」の運営会社OKANの沢木恵太さんに話を聞きました。

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「オフィスおかん」とは・・・?

オフィスおかんとはどういったサービスなのですか?
沢木さん:オフィスおかんは、オフィスにいながら1品100円で健康的な食事が取れる、従業員のための新しい食の福利厚生サービスです。オフィスに専用の冷蔵庫や自動販売機を設置し、中に入った惣菜を1品100円で自由に食べられます。導入いただく企業に用意していただくのは電子レンジのみで、そのほかの初期費用は無料。月額利用料金の中に配送費・サービス開発費・冷蔵庫のレンタル費用・資材費などが全て含まれており、申し込みから最短2週間でスタートできます。
どういったものが食べられるのですか?
沢木さん:健康と味にこだわりぬいた約20種類のバランス良いオリジナルのお惣菜をご用意しています。専属の管理栄養士が監修し、使用する添加物も厳選した安全・健康的・美味しい豊富なラインナップで、毎月飽きずに食べていただけます

サービス誕生のきっかけは、自分の原体験と社会のニーズ

「オフィスおかん」というのは、ユニークなサービスですが、
どのようなきっかけから生まれたんですか?
沢木さん:1つは私自身の原体験、もう1つは社会のニーズがあったからです。私の原体験でいうと、会社員時代にとても忙しくて、まともな食生活が送れず、体調を崩したことにあります。会社も仕事も好きなのに働けない。食という切り口から支援できるサービスの必要性を感じました。もう1つの社会的ニーズは、労働力人口の減少です。今、会社の倒産理由に人手不足があげられます。しかも増加傾向。私の場合は、健康を害したことが理由でしたが、他にも家庭との両立を理由に退職する人もいる。それらを解決して、働く人のライフスタイルを豊かにするサービスをつくりたいという思いで会社を設立しました
実際に「オフィスおかん」を運用するために、
どのようにサービスを組み立てていったんですか?
沢木さん:モデルにしたのは、グリコ様の置き菓子サービスです。しかし、お菓子は賞味期限が長くて、安価だから成立するビジネスモデル。惣菜の場合は、もうちょっと原価がかかりますし、賞味期限も短い。そのままではサービスが成り立ちません。そこで参考にしたのが、下着メーカーが実施していたおねだりサービスと会員制スーパーのビジネスモデルです。おねだりサービスは払う人と使う人が別である点に着目。会員制スーパーは毎月会費を払う収益モデルでサービスを使用する人の数も予測できる点を参考にしました。さらにもう1つ、携帯電話会社の上限を設けた定額サービスもヒントになって、現在のサービスができました。

ユーザーからの要望で導入する会社が続々!医療福祉業界や配送運輸業に伸び

サービスをスタートしてみて、反響はいかがでしたか?
沢木さん:上々でした。当初から社員であるエンドユーザーの「利用したい」という声があがる形で、サービスを導入した会社が多かったです。今もそうですが、アウトバウンドの営業にはほとんど行っていません。当初は、新宿区・渋谷区の限定でスタートしたこともあって、ITベンチャー業が中心でした。それも、実は戦略でそういう方は情報に敏感で発信力もある。初期はPR活動に力を入れて話題にしてもらう戦略がうまくいきました。
その後も順調に推移していったのでしょうか?
沢木さん:当初、エリア限定でスタートしたのは、製造や配送拠点の問題があったからです。エリア限定だと、全国に拠点のある会社は導入しづらいんですね。また、地方にこそニーズがあるとも思っていましたから、そこを改善するのが当初の課題でした。しかし、それが解決した後は、クリニックや高齢者施設などの医療福祉業や、タクシーや鉄道会社など配送運輸業にも広がっていきました。IT業もそうですが、3つの業界に共通するのは、離職率が高く人手不足だということ。日本を支えている多くの中小企業の方に利用してもらえているのがうれしいですね

食への意識の変化や離職率低下、うれしい声が上がっています

利用している方の声としては、どんなものがありますか?
沢木さん食生活が改善されて、食への意識が変わったという声が届いています。導入当初は、肉惣菜が多く出ていたのに、1年後には魚系が増えたり。企業にとっても、従業員の反応が良いという声をいただいています。企業ごとに満足度評価もとっていますが、「離職率が減った」「コミュニケーションが活性化した」というそれぞれの項目で良い結果が出ています。当初の課題も克服し、現在は全国44都道府県で利用でき、1500社に導入していただいています。全国それぞれに製造拠点を設けているので、各地の旬の素材を使った惣菜という提案もできるようになりました。
今後の展望を教えてください。
沢木さん:オフィスおかんは求められているサービスなので、より広く導入していただけるよう商品のラインナップにも細やかなサービスを取り入れていきたいと思っています。一方で、私たちのミッションは、食も重要ですが、働きたい人が働き続けられるサービスをつくること。今後、企業の皆さんがどんなことを求めているかを調べて新しい事業にしたり、コンサルティングしていくことへ広げ、統合的に事業を展開したいと思います。

株式会社OKAN

「働く人のライフスタイルを豊かにする」をミッションに、解決策を提供。法人向けぷち社食サービス「オフィスおかん」、一人ひとりの生活まで見つめる人事サービス「ハイジ」を展開し、働きたい人が働き続けられる社会の実現を目指している。

[株式会社OKANホームページ] https://okan.co.jp/

オフィスおかんは、沢木さん自身の原体験と社会のニーズをうまく掴んで、みんなが喜ぶサービスになりました。特に、日本を支えている中小企業にとってはありがたいもの。そこには、働く人を元気にしたいという思いが強くあることがわかりました。ぜひ、今後のサービスにもご注目ください。

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