
岡田:今回はリサーチ隊初の福岡取材!
ということで、「ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13」が入っている福岡市内の大型商業施設「キャナルシティ博多」に来てみました。JR博多駅から歩いても10分ほどだし、便もよしっ! ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13 マネージャーの柴田さん、本日はよろしくお願いします!
柴田さん:はい、よろしくお願いします。
- ▲キャナルシティ博多は年間で150万人以上の外国人観光客も訪れる人気スポット

- ▲福岡市内で唯一4DX®を楽しめる。IMAX®に加え、デジタル3Dシネマも2スクリーンで導入
岡田:それにしても大きな映画館……。スクリーンはいくつあるんですか?
柴田さん:全部で13です。私たちはいわゆる“シネコン”とは異なる「エンタテインメント・コンプレックス」として、さまざまなエンタテインメント体験を提供したいと考えていまして、今回ご案内するレストランスタイルの「プレミアム・ダイニング・シネマ」のほかに、IMAX®デジタルシアターや4DX®のスクリーンも用意しています。

- ▲ロゴのデザインは「表参道ヒルズ」のロゴデザインなどで知られる鈴木直之氏
岡田:ここが「プレミアム・ダイニング・シネマ」があるフロアですね。想像していたよりもシックな雰囲気で、とってもオシャレ!
柴田さん:インテリアデザインは鄭秀和さんが率いるインテンショナリーズにお願いしています。
岡田:あ、「渋谷ヒカリエ」とか「amadana」を手がけている方ですよね。広々としているし、落ち着くな〜。
柴田さん:では、上映前にスクリーンをご案内しましょう。
- ▲ ラグジュアリーシートはスペイン・フィゲラス製の電動リクライニングシートで日本初導入だそう
岡田:わ〜、こちらもラグジュアリーな感じですね〜!
しかも、普通の座席より前後のスペースがゆったりしていませんか?
担当:もともとは129席あるスクリーンでしたが、全部で58席に改装しています。前方がカジュアルシートで46席、後方がラグジュアリーシートで12席。ラグジュアリーシートはフットレストが付いた革製の電動リクライニングになっていて、木目調のプレートで仕切り、セミプライベートな空間にすることもできるんですよ。
- ▲「プレミアム・ダイニング・シネマ」のチケットは、映画鑑賞券と「ドリンク・フード券」のセット(カジュアルシート1000円分、ラグジュアリーシート2000円分)で、豊富なメニューからオーダーできる
岡田:なるほど〜。この、テーブルに付いているボタンは?
担当:こちらがコールボタンです。入場後から上映終了の30分前まで、スタッフがオーダーを取りに伺います。
岡田:なんという贅沢なサービスっ! ところで、「日本初のレストランタイプの映画館」ということですが、海外ではこういうコンセプトの映画館が盛んなんでしょうか。
柴田さん:そうですね。例えばアメリカには100館以上あって、“シネバー”や“シネビストロ”という呼び名もあるといいます。日本でも、カフェやレストランが仮設スクリーンで映画を上映するようなイベントはありますが、こうして本格的に食事と映画をひとつの空間で楽しめる場所は、こちらだけになりますね。
岡田:お客さんはどんな方が?
柴田さん:幅広い層の方に来ていただいていますが、多いのは30〜40代のカップルやご夫婦です。お友だち同士や会社帰りのグループ、お一人様もよくいらっしゃいますよ。
岡田:えっ、一人でも?
柴田さん:「一人だけど大丈夫?」と、よく問い合わせをいただきますが、もちろん大丈夫です。シートが広くテーブルもありますし、食事もできますから、お子さま連れのご家族の方もいらっしゃいます。
岡田:でも、映画館って音を出しちゃいけないですよね……?
柴田さん:いえいえ、食事を召し上がるときの音やおしゃべりも「プレミアム・ダイニング・シネマ」の一部とご案内しています。食事をしやすいように上映中は通常のスクリーンよりも明るめですし、隣の席同士でおしゃべりしても問題ありません。ワイワイしながらみんなで映画を観ることに、馴染みがない方もいらっしゃるかもしれませんが、自宅にいるようなリラックスした気持ちで、楽しんでいただきたいですね。
岡田:なるほど〜!
柴田さん:そろそろ映画が始まりますので、ぜひ体験してみてください!

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- ▲上映中にいただいたのは、博多名物の明太子を使った明太ポテトがサンドされた「HAKATAパニーニ」(750円)。食事やドリンクは軽食からディナーにぴったりなものまで、時間帯を問わずにオーダー可能で、アルコールメニューも充実。フレッシュなオレンジを搾る「カシス生オレンジ」(750円)は一番人気とか
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- ▲パンも付いてボリューム感もある「デミソースハンバーグ」(1000円)や、ビールが進む「チリビーンズポテト」(500円)も人気メニュー
岡田:いや〜、想像以上に快適でしたっ! 実は、朝から何も食べてなかったんですけど、お腹も満たされるし、好きな映画も観られるし。
柴田さん:集中して観たい映画は通常のスクリーンで、アクション系のように「うわー!」って楽しみながら観たほうが面白そうな映画は「プレミアム・ダイニング・シネマ」で、というふうに、映画の内容で使い分けているリピーターさんもいらっしゃいますよ。
岡田:確かにその使い方はマネしたいです!
柴田さん:4月でオープン1周年を迎え、これからも季節に合わせた期間限定メニューやイベントを行っていきますから、ぜひまた足を運んでみてください。
岡田:ありがとうございます。東京にもこんな映画館ができないかな〜!

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