トップページ > リサーチ隊[バブル時代の再燃をリサーチ]

今回の参加メンバー

  • 岡田 智佳子
  • 小泉 啓介
  • 上野 俊一

小泉:3人の中で一番年上の僕でもバブルのときは小学生。きらびやかな時代だったって記憶はあるけどね。

上野:そもそもバブル時代ってどんな世の中だったんですか? 本当に「しもしも〜」と言いながら電話を取っていたんですかね(笑)。

岡田:日本が空前の好景気に沸いたバブル時代は、1980年代後半から90年代前半までの約5年間を指すのよ。

まずはバブル時代をおさらい!

1985年 9月22日のプラザ合意をきっかけに急激な円高が進み、1ドル240円ほどだったドル円相場が同年11月には200円を割る。これが一般的に言われている“バブルの発端”。その後、急激な円高への対抗策として政策金利が引き下げられたことで投機熱が高まり、土地や有価証券などの資産価値が高騰、金融機関による融資も膨らんでバブル景気に突入。1989年12月末の大納会では日経平均株価が史上最高値の3万8915円を記録している。東京都区部における地価の暴騰は大阪や名古屋圏にも波及したものの、景気は一気に低迷1990年代に入ると政府による総量規制や政策金利の引き上げなどをきっかけに景気は一気に低迷し、バブル崩壊につながる。

岡田:会社員の給料や銀行の定期預金の金利も上がったから、仕事後の夜遊びやレジャーにかける費用も高額になって、ベンツやBMWのような高級外国車が飛ぶように売れたそうね。

小泉:アメリカの映画会社コロンビア・ピクチャーや、ロックフェラーセンターの買収でジャパン・マネーが話題になったね。ゴッホの名作「ひまわり」が約53億円で落札なんてニュースもあったな〜。

バブル時代の流行語

アッシーくん
“足”として送迎してくれる男性のこと。ご飯をおごってくれる「メッシー」、貢いでくれる「ミツグくん」という言葉も。
イタめし
デートの食事の定番だったイタリア料理のこと。「エスニック料理」という言葉も当時から使われ始めたとか。
オヤジギャル
年齢は若いものの、オヤジのような行動をする女性を指す言葉。
醤油顔・ソース顔
男性の顔の特徴を指す言葉。醤油顔は切れ長の目ですっきりとした顔立ち。ソース顔は二重で彫りの深い顔のこと。
花金
「花の金曜日」の略。週休二日制で土曜休みが増えたことにより、休日前の金曜の晩に遊ぶ機会が増えたことから浸透した。
ボディコン
身体のラインが強調される服。バブル時代のディスコにはボディコン姿の女性が溢れていたそう。
ヤンエグ
「ヤング・エグゼクティブ」の略。証券、不動産などに勤務する若くて金持ちのサラリーマン。
ワンレン
「ワンレングス」の略。前髪からバックまでを同じ長さに切りそろえた、当時流行のヘアスタイル。

上野:経済の話になると頭に入ってこないけど、流行語をみるとなんだか親近感が湧きます(笑)。

小泉:「醤油顔」とか「ソース顔」はまだ使う人もいるけれど、「イタめし」って時代を感じるね。ちなみにボディコンとかお立ち台でおなじみのジュリアナ東京って、バブル崩壊後の1991年にオープンしたんだよな。

上野:あ! 扇子を振りながら踊っていたところですよねっ!! バブルの象徴と思っていたけど、時代がちょっとズレているのは意外です。

岡田:女性たちにはシャネルやティファニーのような高級ブランドが人気だったみたい。肩パッドが入ったジャケットを着て、男性ならいまでいうクラッチバッグを持つ人が多かったんですよね。

小泉:確かに。そうした大人がちらほらいたのを覚えているよ。

岡田:さて、バブル時代をざっとおさらいしたところで、いま人気が再燃しているバブル時代の遊びをリサーチしてみましょう。上野君が気になっているディスコイベントを追体験できるそうよっ!


バブル時代を追体験できる!?グランド ハイアット 東京の人気イベントとは?

東京・六本木のグランド ハイアット 東京では、2005年からディスコイベントを定期的に開催。40〜50代のバブル世代を中心に、幅広い層から支持されているといいます。一体どんなイベントが行われているのでしょう? 同ホテル広報の津曲修二さんにお話を聞きました。

——グランド ハイアット 東京ではバブル時代を追体験できるイベントを定期的に開催しているそうですね。

当ホテルでは2005年の年末から2015年までの10年間に合計24回、70年代のディスコをテーマにしたイベント「CLUB CHIC」を開催してきました。「仕事や生活にゆとりが出てきたのに、時間やお金があってもかつてのようにおしゃれをして思い切り遊びに行ける場所や機会がない」「大人が本当の意味で遊べるところがない」というお客様の声を受け、40代後半以上のお客様が「安心してかっこよく遊べる、ワンランク上の大人の遊び場」を提供しようという試みです。回を重ねるごとに参加されるお客様の数は千人を超え、バブル世代のお客様を中心に幅広い層に人気となっています。

2016年末で3回目の開催となった「We ♥ 80’s Disco」。六本木という場所柄もあり、日本人だけでなく多くの外国人ゲストも参加、インターナショナルで華やかな雰囲気で盛り上がっているそう。
イベントでは“ディスコ”に関するあらゆる仕掛けや演出、DJ出演を成功させ、1980年代の音楽カルチャームーブメントのリーダー的存在であるDJ OSSHYをメインDJに、イベントを盛り上げているといいます。

2014年からは、1980年代半ばから1990年代半ばの華やかな経済を経験したまさにバブル世代をターゲットに、1980年代の曲を中心にした「We ♥ 80’s Disco」というイベントも開催しています。こちらも40〜50代のお客様だけでなく、20代後半くらいの若い世代や60代くらいのお客様にもお越しいただいています。

——若い世代でも楽しめるものなのですか?

1980年代にヒットした音楽は現在でもTVCMなどで使われているため、比較的若い世代にも馴染みがあるようで、20代後半から30代前半くらいのお客様にも楽しんでいただけています。「We ♥ 80’s Disco」では“ドレスコードフリー”としていますが、ボディコンのような80年代当時のファッションや、ラメのついた靴、大振りのアクセサリー、帽子などの目立つアイテムで着飾っているお客様も多く見受けられました。

——今後もイベントは継続していくのでしょうか?

何度もお越しいただいているリピーターゲストをはじめ、初めてイベントに来たというお客様からもぜひまた開催して欲しいとのお声を多くいただいています。今年も年末に「We ♥ 80’s Disco」を開催予定ですので、ぜひお楽しみいただきたいです。


小泉:バブル時代ど真ん中の世代だけじゃなく、幅広い層が楽しめるイベントなんだなあ。

岡田:いまではグランド ハイアット 東京だけじゃなく、いろんなホテルやイベントスペースでも、同様のディスコイベントが花盛りみたいですよ。

上野:僕にとっては新鮮だし、先輩にとっては懐かしさも感じられるイベント。世代を問わず楽しめるという意味でも、みんなで遊びにいってみたいですねっ!

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