トップページ > リサーチ隊[ふるさと納税の“いま”をリサーチ]

今回の参加メンバー

  • 岡田 智佳子
  • 今回欠席小泉 啓介
  • 上野 俊一

上野:岡田さん、前に「ふるさと納税」を利用したことあるって言ってましたよね?

岡田:お米をもらったり、お肉をもらったり、何度か使ったことはあるけど、どうしてそんなこと聞くの?

上野:いやぁ……、今年ももうすぐ終わりだし、いまのうちにふるさと納税を試してみようと思ったんですけど、そもそも「ふるさと納税って何?」ってところでなんだか頭が働かなくなっちゃって(苦笑)。

岡田:リサーチ隊員にあるまじき話ね……。まあ、しょうがないわ。特別に、私が個人的にリサーチしたふるさと納税の仕組みを教えてあげましょう!

上野:い、いいんですか? ありがとうございます……!

ふるさと納税とは?

全国の自治体に寄付すると、お礼の品(返礼品)としてその自治体ならではの特産品を送ってもらえる制度で2008年にスタート。自分のふるさとだけでなく、全国各地の自治体に寄付ができる。返礼品は、高級ブランド肉や鮮魚、お米、果物、日用品や雑貨などさまざま。また、一定額の範囲内で寄付した翌年に確定申告をすると、寄付した金額に応じて住民税と所得税が控除され、寄付した金額のほぼ全額が戻ってくることも特徴。

岡田:いま調べてみたけれど、2016年6月の時点で1,800近くの自治体が参加しているのよ。

上野:へえ〜、そんなに多いんだ!

岡田:それに人気もすごいみたいね。平成27年度は納税受入額が1,600億円を超えて、前年度の4倍以上になったんだって。

上野:うわっ、すごいですね。どうしてそこまで人気が出たんでしょう?

岡田:え!? そ、それは……。

上野:“気になったものはすぐ調べる”がモットーの岡田さんでも、そこまでは調べられませんでしたか……(ニヤリ)。

岡田:う、うーん……。よしっ、それならばこの道のプロフェッショナルに、最新事情を聞きに行ってみましょう!


金森重樹さんに直撃インタビュー!

というわけでリサーチ隊が訪ねたのは、ふるさと納税ブームの火付け役といわれる金森重樹さん。ふるさと納税の実績件数は日本一、食生活のすべてを返礼品でまかなうというスペシャリストです。金森さん、今日はいろいろとお話を伺わせてください!

ふるさと納税のメリットに気付き相乗効果が生まれた

平成27年度のふるさと納税の受入額が、前年度比で4倍以上と人気を集めていると聞きました。金森さんはその理由をどうお考えですか?

「マスコミがこの制度のメリットに気付き、頻繁に取り上げたことで、次第に世間に周知されてきたのだと思います。寄付する人が増えると自治体も本腰を入れ、特典である返礼品に工夫と努力を加えるようになりました。さらに、政府も平成27年4月の制度変更で、確定申告が不要な『ワンストップ特例制度』を導入。住民税のおよそ1割程度だった税金控除額が2割程度に拡大するなど、より便利でお得な制度に改正されたのです。つまり、マスコミ、納税者、自治体、政府それぞれがメリットに気付き、相乗効果を生んだことで一気に広まったのでしょう。ちなみに、私の著書『100%得をする ふるさと納税生活』がブームの先鞭を付けたものと自負しています」(金森さん・以下同)

「ワンストップ特例制度」が適用される場合の流れ

確定申告が必要な人の流れ

「ワンストップ特例制度」は条件をクリアすれば確定申告なしで控除を受けられるということですが、初心者が注意しておくべきポイントはどんなところですか?

「寄付のたびに返礼品をもらえるケースも増えていますが、自治体の中には1年間に何回寄付をしても、返礼品の送付は1回だけというところもあるので、その場合には1年間の区切りがどうなっているか注意してチェックしましょう。自治体の多くは、1年を『4月1日から翌年3月末まで』の年度で見ています。そのため、今年の11月にふるさと納税をして、年明けに再度納税をしようとしても、同一年度とカウントされて返礼品を受け取ることができません。

また、ワンストップ特例制度を利用する場合、5自治体以内の寄付であれば寄付回数が5回を超えても制度を利用できます。複数回寄付が可能な自治体を有効活用するのもお得に楽しむ方法です。補足すると、5自治体以内というのはあくまで納税者個人単位での話。1世帯につき5自治体以内でなければならないというわけではありませんから、夫婦で共働きの場合はそれぞれが活用できるということも頭に入れておいてください」

控除の上限額は総務省サイトを要チェック!

そのほかにも、初心者が間違いがちな点はあるでしょうか?

「ふるさと納税は、年間の寄付の合計額に対して2,000円が実質負担額となり、控除の上限額も定められています。上限を超える寄付をした場合、その超過分は控除の対象にはならないので、『総務省ふるさと納税ポータルサイト』で控除額をチェックしてみることをオススメします。

また、年末にふるさと納税する場合は、申し込みや入金の締切期日が自治体によって異なるので、事前に各自治体のホームページでしっかりリサーチする必要があります。ほかには、クレジットカードで支払いをする場合ですね。クレジットカードの名義と寄付者の名義は同じでなければならないので、旦那さんの代わりに専業主婦の方が自分名義のクレジットカードで手続きしても、単なる寄付となってしまい、税金の控除が適用されません」

最近は食材だけでなく、体験型イベントの利用権を返礼品とする自治体も増えているようですが、金森さんオススメの活用方法を教えてください。

「まず、果物や野菜などの季節限定もの、宮崎県都城市のお肉や佐賀県玄海町の『Premium GENKAI』などはとても人気で早い者勝ちなので、まめにサイトをチェックすることをオススメします。長崎県平戸市や壱岐市、岐阜県大垣市、鹿児島県南さつま市などは、期限なく合算して『ポイント』が使える自治体なので、その年の限度額に余裕がある分を貯金感覚で寄付するという方法も面白いでしょうね」

金森さんオススメの返礼品

千葉県勝浦市 寄付金額の約70%相当の「かつうら七福感謝券」

勝浦市内の商店・宿泊施設・体験施設などで利用できる感謝券。「先日家族で旅行に行ってきましたが、利用できるお店がどんどん増えているので、今後ますます注目です」


群馬県渋川市 寄付金額の約50%相当の「渋川市ふるさと感謝券」

観光名所・伊香保温泉の宿泊施設や飲食店で利用できる感謝券。こちらも要注目だそう


静岡県南伊豆町 5,000円の寄付で「湯の花 季節の野菜セット」

直売所湯の花で販売されている南伊豆産野菜の詰め合わせ。「野菜は、玉ねぎやジャガイモなど、同一の品種だけを頼むと大量に届いて食べきれないので、色々な種類の野菜が少しずつ入ったセットものを頼むと便利です」


山形県舟形町 1万円の寄付で「平成28年産 はえぬき20㎏」

「返礼品は確実に消費するものから選ぶのもコツ。1万円の寄付でお米20㎏というのは、お米のジャンルではトップランクのコスパです!」

※ここに掲載している情報は2016年10月上旬時点のものです。返礼品は品切れや内容が変更される場合があります。詳細は各自治体にお問い合わせください。


上野:金森さんのお話、勉強になりましたねー!

岡田:オススメしてくれた返礼品は、順番にすべて試してみたくなったわね。

上野:食材だけだと思ってたけど、勝浦や伊香保温泉の感謝券みたいに地域おこし的な返礼品も捨てがたいですね。旅行がてら、ふるさと納税のメリットを堪能できそうだし!

岡田:クレジットカードを使えるというところも魅力。クレジット払いでポイント還元すれば、2,000円の負担もさらにお得になるって金森さんも言っていたし。とにかく早く戻って、各自治体のふるさと納税を改めてリサーチしましょう!!

(取材協力)金森 重樹さん
実業家、企業グループオーナー。東京大学法学部卒業。テレビで紹介されていたのをきっかけに、ふるさと納税の魅力に開眼。2015年度だけでも約160件、1,300万円以上をふるさと納税し、食生活のすべてをまかなう「ふるさと納税の達人」としてメディアでも活躍。

金森重樹さんの著作紹介
『2015年度改訂版 100%得をするふるさと納税生活完全ガイド』
出版社:扶桑社 価格:972円(税込)
金森さんが自身の体験をまとめた“ふるさと納税の全貌がわかる一冊”。2015年度の制度改定に合わせて大幅加筆された改訂版が発売され、累計10万部を記録している。

ふるさと納税にオススメ!

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