トップページ > 特集 vol.41 最新リゾート事情

最新リゾート事情

前ページではリゾートの秘密に迫りましたが、ここからは最新のリゾート事情についてご紹介。いまトレンドのリゾートスタイルに、気になる国内外のランキングとは……?

リゾートのトレンドはアウトドア……?

 近年、新しいリゾートの形として注目を集めているのが「グランピング」です。グランピングとはグラマラス(glamourous)とキャンピング(camping)からなる造語で、大自然の中で贅沢なキャンプを楽しむアウトドアスタイルのことを指しますが、2015年10月に富士山麓の河口湖を見晴らす丘陵地に「星のや富士」が開業。大自然に身を置きながら、高級ホテルと遜色ないホスピタリティを堪能できる日本初の「グランピングリゾート」として、センセーションを起こしています。
 グランピングのエッセンスを取り入れたリゾートは全国に拡大しており、なかには「WILDMAGIC THE THIRD PARK TOYOSU」(東京都江東区)や「ROCKHILLS GARDEN」(神奈川県川崎市)のように、都心でありながらグランピングを楽しめる施設も登場しているようです!

リゾート列車も急増中!

 目的地までの移動時間も優雅にしてしまうリゾート列車も全国各地で増加中。今年7月に運行が始まったのが、JR東日本が手がける「伊豆クレイル」。これは小田原〜伊豆急下田間を「あえて“ゆっくり行く”リゾート列車」で、大きな車窓に広がる海の景色を堪能できるよう、特定区間で徐行運転や一旦停車を実施。伊豆の食材を使ったランチセットやアフタヌーンカフェセットなども提供しているんです。
 今年4月に運行開始したえちごトキめき鉄道の「えちごトキめきリゾート雪月花」も人気のリゾート列車。国内最大級のパノラマウインドウを設け、ミシュラン二つ星シェフや地元の老舗割烹によるフルコース料理なども用意。こうした列車が増加している背景には、列車を単なる移動手段とせず、乗車自体の魅力をアップすることで、新たな集客や運行エリアの魅力を向上させる狙いもあるのだそう。

国内外の絶景リゾート!

 ここからは国内外の絶景リゾートをランキング形式でご紹介していきます。世界の絶景スポットを美しい写真とともに紹介する「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」シリーズは “絶景ブーム”の火付け役といわれ、累計55万部を誇る人気コンテンツ。今年8月にはシリーズ第4弾「体験編」が刊行されたばかりですが、世界の絶景に精通する著者の詩歩さんに、日本のおすすめリゾート、そして海外でいま注目のリゾートも厳選していただきました!

国内編

鹿児島県 与論島

 鹿児島県最南端に位置し、奄美諸島のひとつとして知られる面積約20㎢の島。ここが日本だとは思えないような白砂とサファイアのように透き通る青色の海は美しく、水の透明度の高さから海上のボートが宙に浮いて見えるほど。大潮の干潮時のみに姿を現す「百合ヶ浜」も絶景です。


新潟県 芝峠温泉郷

 日本三大薬湯として知られる松之山温泉郷をはじめ、豊かな効能の温泉が数多くある新潟県十日町市。なかでも芝峠温泉郷にある「まつだい芝峠温泉『雲海』」の展望露天風呂では、温泉に浸かりながら眼下に広がる魚沼連峰の山々と雲海を眺められるという贅沢な時間を過ごせます。


長野県 御射鹿池

 長野県東部の八ヶ岳中信高原国定公園内にあるため池。日本画の巨匠・東山魁夷の「緑響く」のモチーフになった池で、絵画のように幻想的な世界が広がっています。紅葉シーズンも美しいのですが、朝霧が新緑を包んで池に映り込み、一面をモスグリーンに変えてしまう初夏もおすすめです。


海外編

イタリア ランペドゥーザ島

 イタリア最南部、地中海に浮かぶランペドゥーザ島は、波が穏やかな日に太陽が高く昇ると、透明度の高い海水による錯視で、海上のボートが宙に浮いているように見える“空飛ぶ船”が名物のリゾートアイランド。イタリア本土よりチュニジアに近いロケーションなどから日本人観光客がほとんどいなく、ゆっくりできるところもおすすめです。


ケニア ライキピア高原

 広大なサバンナを有するケニア。なかでもアフリカで2番目に高いケニア山の北西に広がるライキピア高原は、大自然や野生動物、伝統的な生活習慣を持つ民族文化に触れられる土地。野生動物保護区内にはリゾートホテル「ロイサバ ウィルダネス」があり、2棟しかない「スターベッド」では、屋外に置かれたベッドで満天の星を眺めたり、地平線から昇る朝日を眺めながら極上リゾート気分を味わえます!


オーストラリア デインツリー国立公園

 オーストラリア北東部のクイーンズランド州北部には、グレート・バリア・リーフに沿うように、世界最古といわれる世界遺産の熱帯雨林を有した国立公園や保護区が存在します。なかでもデインツリー国立公園内で環境に影響を与えないように配慮して建てられたホテル「デインツリー エコロッジ&スパ」では、ジャングルの自然やアボリジニの文化を体験できます。


ハイチ ラバディ

 数々のビーチリゾートが点在するカリブ海。なかでもハイチ共和国北部にあるラバディは、米クルーズ業界大手のロイヤル・カリビアン・クルーズがハイチ政府からリースしている港町。同社のクルーズ船「ロイヤル・カリビアン」に乗船した人だけが行けるプライベートビーチが存在し、カリブ海に向かって一気に滑空するジップラインなど、さまざまなアクティビティも楽しめる体験型リゾートです。


アイスランド ヘットラ

 アイスランドは天空の神秘であるオーロラを観賞しやすい気候で知られる土地。なかでもアイスランド南部のヘットラという地域には、オーロラ観賞に最適な「ホテルランガ」が営業しています。木造の山小屋風ホテルは市街地から離れた場所に建っているため、高確率でホテルの敷地内からオーロラを観賞できるのです。希望すればオーロラ出現時に起こしてもらえるウェイクアップサービスもあり、毎日満室になるほどの人気です。


詩歩さん「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」プロデューサー

1990年静岡県生まれ。早稲田大学卒業後、インターネット広告代理店の新卒研修で作成したFacebookページ「死ぬまでに行きたい! 世界の絶景」が70万以上の“いいね!”を獲得して話題に。2013年8月に出版した同名書籍はAmazon総合ランキング1位、オリコン2014年度写真集ランキング1位を獲得。翌年には「日本編」も出版し、“絶景ブーム”を牽引するコンテンツとなる。現在はフリーランスで活躍し、同名書籍も「ホテル編」「体験編」とシリーズを重ねている。


『死ぬまでに行きたい!世界の絶景 体験編』

著者:詩歩 出版社:三才ブックス 定価:1296円+税

累計55万部を突破した人気旅行書「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」のシリーズ第4弾。着地型旅行や体験観光など、旅行業界で“体験ブーム”が起きるなか、「遊べる絶景」をテーマに国内10カ所を含めた59カ所の体験できる絶景地を紹介。アクセス方法やベストシーズン、予算の目安といった旅行情報も収録されているので、実際の旅の準備のお供としてもおすすめです。


新しいリゾートスタイルに、息をのむような絶景リゾート……。行楽シーズンや年末年始など、せっかくのお出かけのチャンスには、足を運んで心ゆくまでリラックスしてみたいものですね!

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