トップページ > リサーチ隊[水上散歩アクティビティ「SUP」]

今回の参加メンバー

  • 岡田 智佳子
  • 今回欠席小泉 啓介
  • 上野 俊一

岡田:そろそろ夏休みの計画を立てないと……。今年の夏は、なにか新しいことに挑戦したいなぁ〜。

上野:それならアウトドアなんてどうですか? 最近は女性のアウトドア人口が増えているとか、 “新感覚アウトドアスポーツ”が流行ってるって聞きますし。

岡田:新感覚のアウトドア? 登山やダイビング以外にも、何か面白そうなものがあるってことかしら……。

上野:ネットで調べてみたんですけど、色々あるみたいですよ。

ダウンヒル

マウンテンバイクでオフロードの山肌を猛スピードで駆け下りるスリル満点のスポーツ。前後にサスペンションを装備し、制動力の高いブレーキを搭載した専用バイクを使用し、コーナリングやジャンプといった高度なテクニックも求められる。


アーチェリー・タグ

スポンジ状の緩衝材を取り付けた弓矢を使う、チーム対抗のシューティングゲーム。顔面を守るマスクを着用し、フィールドに落ちている矢を回収しながら、相手チームのプレイヤーを狙ったり、ターゲットに当てたりしてポイントを稼いでいく。


シャワークライミング

ウエットスーツやライフジャケットを着用して、渓谷を下流から上流に向かって探検するもの。ロッククライミングやボルダリングに“川遊び”の要素を加えたもので、渓谷で泳いだり、滝にダイブしたりとアドベンチャー気分が味わえるのも魅力。

岡田:へぇ〜、面白い! シャワークライミングは、マイナスイオンをたくさん浴びれるのが気持ち良さそう。それにしても、ボルダリングと滝行を同時にやるなんて、過酷なスポーツね……。

上野:滝行、ね(苦笑)。あ、これなんか岡田さんにぴったりじゃないですか。ここ数年でじわじわと競技人口が増えてきている「SUP(サップ)」です!

岡田:SUPって言葉はぼんやり聞いたことがあるけれど、どんなスポーツなの?

上野:スタンドアップパドルボードの略で、専用のサーフボードの上に立って、パドルを漕ぎながら水上を“散歩する”新しいマリンスポーツらしいですよ。運動が苦手でも大丈夫で、海外で大流行中なんだとか。よし、せっかくだからSUPがどんなものかリサーチしに行ってみましょうよ!


岡田:というわけでやってきました! 江戸川区・江東区・墨田区にまたがる旧中川。今日はこの旧中川をフィールドに、東京SUP体験を楽しむわよ!

ツアー運営「ZAC」スタッフ・倉数さん:今日はよろしくお願いします! お二人ともSUP体験は初めてですか?

上野:そうなんです。SUPって、カヌーやカヤックと違って立ったまま漕いで進んで行くんですよね? 未経験でも、うまくボードの上に立つことができるんでしょうか……。

倉数さん:いきなり立つのは難しいので、最初は座った状態からスタートします。慣れてきたら徐々に立って漕ぐ練習へ切り替えていくので大丈夫ですよ。

岡田:あの、これって、うっかりバランスを崩して川に落ちる人もいるんですよね? ライフジャケットを着ているとはいえ、落ちたくない……。

倉数さん:そうですね(苦笑)。でも、ボードの上でしっかり重心がとれていれば、そうそう落ちることはありません。もし「落ちる!」って思ったときは、しゃがんだ姿勢に素早く戻れば、すぐに安定します。それじゃあ、さっそく準備運動をしていきましょう!


上野:そういえば、パドルはどう使ったらいいんだろう?

倉数さん:前に進みたいときは、水を自分の背後に運ぶようなイメージで前から後ろにパドルを動かします。逆にスピードをゆるめたいときは、後ろから前にパドルを運ぶとブレーキがかかります。

上野:なるほど。

倉数さん:パドルは、左右両方の手でこまめに持ち替えながら操作していきます。ちょっと忙しいですが、頑張ってくださいね!

岡田:よしっ、いよいよボードに乗るわよ! って、うわぁ! さっそくグラついてる……。

倉数さん:ボードの中心から左右対称の位置にひざを置きましょう。これで安定するはずです。ボードの上では常に重心を意識するのがコツですよ。

上野:おっ、進んだ進んだ! 川の上に浮いているなんて、不思議な感覚だなぁ。

倉数さん:じゃあ、ゆっくり漕ぎながら私のあとについてきてくださいね〜!

岡田:“(心の声)先生はなんてスイスイ進んで行くんだろう。ま、待って……”

上野:だんだん慣れてきましたよ。座った状態だとけっこう安定してるんですね〜。

倉数さん:うん、お上手! それにここは波がほとんどないから、SUPを楽しむには絶好の場所なんです。もともとSUPは波のおだやかな海辺で行うスポーツなんですが、都内でも気軽に楽しめる場所があるのは良いことですよね。

上野:普段はどんな方がSUP体験を楽しんでいるんですか?

倉数さん:初心者の方もいますし、何度か来てリピーターになってくださる方も多いです。男女比でいうと女性が7割くらいですね。

上野:意外! 女性のほうが多いんですね。

倉数さん:不安定なボードの上でバランスを取ろうとしたり、パドルを持っている腕から足へと推進力を全身でボードに伝えることでインナーマッスルも鍛えられます。それに、左右対称に体を使うので、体のバランス調整にも役立つといわれているんです!

岡田:たしかに、落ちないように集中しているから体の色々な筋肉が使われている気がする。バランスボールに乗っているときみたいな、あの感覚に近いかも!

倉数さん:じゃあそろそろ、立って漕いでみましょうか。立てひざの姿勢になって、そこから徐々に立ち上がりますよ……!

上野:むっ、難しい! 焦ってバランスを崩さないように……よいしょっと! おお、なんとか立てました!

倉数さん:いいですね! そのまま橋のほうまで進んでみましょうか。下を向いているとバランスを崩しやすいので、なるべくまっすぐ、遠〜くのほうに視線を送るようにしましょう。

岡田:せ、先生! 今にも落ちそうで、うまく立てません(涙)。

倉数さん:大丈夫、落ち着いて。足の位置が左右そろってないので、微調整しましょうか。ゆっくりでいいですよ。

岡田:わぁ〜、よかった。無事に立てた! って、上野くんはもうあんな先にいる! なかなかセンスあるなぁ……。

上野:うう、足がプルプルする……。SUPって、見ている分にはものすごく優雅に漕いでいるようだけど、実際は思ったより体力を使うんだな。まだ周りの景色を楽しむ余裕がないや(笑)。

倉数さん:ちょうど向こうにスカイツリーのてっぺんが見えてますよ。慣れてきた方には、スカイツリーがもっと近くに見える場所まで漕ぎ進めるツアーや、このあたり一帯の夜景をめぐるツアーも開催しています。

岡田:水上散歩で夜景めぐりかぁ。水面に映った夜景も綺麗なんだろうなぁ! 普段はなかなか見られない、貴重な景色でしょうね。

上野:よし、ブレーキも少しずつ使いこなせるようになってきたぞ。だんだんSUPの楽しさが分かってきた気がする!

岡田:本当! スイスイ進めるようになったら、楽しい〜♪

倉数さん:その調子で橋の下まで行って、また戻ってきましょう!


岡田:ふ〜。緊張しっぱなしだったけど、楽しかったー! 無事に川に落ちることもなく(笑)SUPの魅力を体験できたね!

上野:今後はもっと長い距離を漕ぎ進めてみたいです! また練習しにこようっと。

倉数さん:ぜひまた体験しにいらしてください! SUPの良いところは、ゆったりのんびり自分のペースで楽しめるところなんです。今日みたいに漕ぎ進めていくだけではなく、ボードの上でヨガをすることもありますし。

岡田:ボードの上でヨガですか! ただでさえ体幹を使うのに……ますます効果的なエクササイズになりそうですね。

倉数さん:寝そべってリラックスしたり、普通のサーフィンのように波に乗ったり。長距離を移動するSUPツーリングや、ボートを使うよりも気軽に沖釣りを楽しめるSUPフィッシングなど、色々な楽しみ方があるんです。

上野:どれも面白そうですね〜。って、あれっ? 陸にあがってボードを見ると、ものすごくでっかく見える気が……。これがさっきまで僕が乗ってたボードなんですよね?

倉数さん:そうです。立ててみると分かるんですが、なかなか大きなボードドなんです。ただ、空気を抜けばコンパクトに折りたためるので、室内でも邪魔になりません。普通のサーフボードだと、こうはいかないですよね。

上野:へぇー。ちょっと僕も自分専用のボードが欲しくなってきました! SUPをマスターして、いつか海外のビーチでも優雅にボードを漕いでみたいなぁ……。

岡田:私もこれを機に、アウトドアにますます興味が湧いてきました!


(取材先情報)
Outdoor Sports Club ZAC
東京都江戸川区北葛西2−1−39
http://www.zacsports.com/index.htm

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