- 瀬戸内海でとれる広島県産かきを、ソテーオニオンと牛乳、バター、ココナッツミルクで仕上げた特製ソースで煮込んだ名産品。刺激的なスパイスと魚介のうまみが唯一無二のハーモニー。1食/540円(税込)
- 昭和21年創業、金沢の佃煮専門店が作るこだわりの無添加カレー。能登産かき、甘えび、ほたてなど、海の幸をふんだんに使用。中辛であっさりマイルドな味わい。1食/486円(税込)
- 北海道のほたて貝柱に、とうもろこし、じゃがいも、にんじんを加えて作り上げた、風味豊かで見た目も意外なホワイトカレー。贅沢なほたての香りとスパイシーさが後をひく。1食/540円(税込)
- 外房で古くから受け継がれている食文化を便利なレトルトカレーで再現。黒潮の恵みをたっぷりと含んだ上質なさざえのうまみが、まろやかなルーとベストマッチ。1食/756円(税込)
青木:最近、お取り寄せ界ではレトルトカレーの注目度が高まっているんですって! それもそのはず、全国には数えきれないくらいのご当地カレーがあるんですもの。今日はその中でも「シーフードカレー」を食べ比べるわよ〜!
小松:おお……部屋中に漂う美味しそうな香り! こうやって用意してみると、色もけっこう違うものだね。まずはどれからいこうかな〜。……よし決めた。レインボー食品の「かきカレー」だ! 見よ、この輝く大粒のかきを!
島田:本当だ。広島県産かきをカレーと一緒に味わうなんて、斬新で贅沢だな〜。……むむっ、ルーにもかきのエキスがよく溶け出していてウマいぞ! ピリ辛の後味も刺激的で、ごはんが進む、進む。
青木:かきの存在感がしっかり感じられるわね。ほかにもソテーオニオンや牛乳、ココナッツミルクなどが入っていて本格的。レトルトとは思えないクオリティね。
小松:カレー好きを唸らせるスパイシーさもありながら、かき好きにはたまらないシーフード感も主張している。さすがは広島県が誇る名産品だ!
青木:金沢の老舗・佃の佃煮からは、能登産のかきを使用した「佃の金沢カレー」をお取り寄せしたわ。同じかきでも、どう違いが出るかしら……?
小松:おっ、甘えびやほたても入ってるぞ。このシーフードたちのゴロッと感には、食欲をそそられるねー! ルーは少しサラッとしていて、ごはんによくなじむ。
島田:ほほう、こっちのカレーはずいぶんと和風だな! 佃煮専門店が作っているだけあって、滋味深い大人のカレーといったところかな。蕎麦屋のカレーを思わせるような、出汁がきいた深い味わいだ。
青木:うんうん! 素材のよさをしっかり活かしているわね。辛さは控えめ。しかも添加物は一切使用していないんですって。金沢カレーのこだわりを感じるわ。
小松:あのー……ちょっと確認したいんだけど、しんやの「オホーツク流氷カレー」は、シチューじゃなくてカレーなんだよね? この真っ白な見た目……これをカレーと呼んでいいのなら、僕はカレーというものがわからない……。
島田:なにパニックになってるんだよ(笑)。なにはともあれ、まずは一口食べてから! ……って、何だコレは!? 決して辛くはないけれど、スパイスが複雑に絡み合って奥深い味わいを醸している……! これはシチューなんかじゃない。正真正銘の“白いカレー”だ!
青木:北海道のほたてに、とうもろこし、じゃがいも、にんじんがゴロゴロ。素材からも北の大地を思わせるわね。特にほたての風味がしっかり出ていて美味しい!
小松:とろりとコクがあって、スパイシー。見た目からは想像できない、意外性No.1のカレーだな。疑ってかかった自分を反省しよう……。
青木:最後は千葉県・房総の旅館・大野荘がおみやげとして販売している「そとぼう栄螺加哩」よ。さざえが入ったカレーなんて初めて見たけれど、地元ではこれが定番なんだとか。贅沢なご馳走カレーよね〜。
島田:う〜ん、さざえ特有の磯の香りがたまらない! 海の恵みがカレーの中にしっかり溶け込んでいて、味に深みがあるなぁ。ほんのり辛いけれど、まろやかで食べやすいぞ。
小松:牛ひき肉やトマトペーストも入っているからか、赤ワインに合いそうな洋食の雰囲気も感じられる。カレーの可能性を広げてくれる逸品だね。
青木:さすがは全国観光土産品連盟が推奨している品だけあるわ。困ったわね……もうおかわりのことを考えちゃう(笑)。
島田:レトルトというのが信じられないくらい、贅沢なカレーが揃ったな〜! 今回も食べ倶楽部のプレゼントを決めるのが難しそうだぞ……。みんな、心は決まったかい!?
