特集 なぜダルくなる?梅雨とカラダの不思議な関係

梅雨時期にテンションを上げる6つの方法

梅雨の時期は「おやすみモード」である副交感神経が優位になっているがために、気分が上がらないことがわかりました。ということは、その副交感神経をコントロールできれば「梅雨のダルさ」を解消することができるのです。
ポイントは「自律神経に適度なストレス=刺激を与えること」。それによって、自律神経を活発モードに傾かせることができます。では、具体的にどんな方法があるのでしょうか?
※効果には個人差があります。

1.飲み物
適度なカフェインが活発になるカギ

起床時や空腹時に冷たい水を飲むと、交感神経を刺激することができます。朝、スッキリと起きられない人は、この一杯で交感神経のスイッチを切り替えよう。また、カフェインが含まれている飲み物も交感神経が刺激されるのでおすすめ。例えば、コーヒーや濃いお茶、安いもので結構なので栄養ドリンクなどがこれに該当します。いずれも、ホットよりも冷やして飲む方がいいでしょう。

2.食事
スパイシーな食事で活発モードに!

食事の際に「辛い」と感じるのは、一種のストレス。スパイスの多い料理を食べて、辛いと感じることでも交感神経に刺激を与えることができます。特にカレーや麻婆豆腐などがおすすめ。「ボーっとしているな」と思ったら、ランチをエスニックや中華にしてみてはいかがでしょうか。他には、お肉類なども消化時間が短く、すぐにエネルギーになるため交感神経を優位にしてくれます。

3.適度な運動
梅雨の時期こそ、ちょっとした運動を!

1日中オフィスに居る日は、駅やオフィスで極力階段を利用しましょう。加えて、通勤途中の電車は、できるだけ立つこと。また、パソコン作業などで体が凝っていたら、ストレッチするのもおすすめです。合わせて、目の疲れを取るためにも、意識的にまばたきの数を増やしましょう。休日にはマラソンやウォーキングなどの軽い運動ができるといいですね。

4.服装
ビビットなカラーで気持ちをアゲて!

虹の七色には特性があり、寒色系は気持ちを鎮め、暖色系は気持ちをあげるといわれています。憂鬱な日は、服装にオレンジやピンクなどビビッドな色合いのものをアクセントにしましょう。また、ネクタイの適度な締め付けは、交感神経を活発にさせる働きがあります。もし、ネクタイ着用が義務付けられていなくても、付けておくだけで効果があります。

5.入浴
熱めのお湯で活発に! 乾布摩擦も◎

カラダを活発モードにしたい場合は、42℃ぐらいの少し熱めのシャワーやお風呂に入りましょう。39℃や40℃程度だと、リラックスできるのですが、カラダはお休みモードになってしまうのでご注意を。さらに快活な男性ならば、水風呂や乾布摩擦で、交感神経を一気に目覚めさせ、熱をつくりだす刺激を与えるのもよいでしょう。

6.光と空気が当たる
太陽と空気から力を授かる!

朝起きた時や日中、部屋にこもっている時などは、積極的に日の光を浴びたり、外の空気を吸うように心がけましょう。自身の五感でフルに刺激を受けることで、カラダは活発モードに切り替わります。また、太陽の光は人間のカラダが持っている25時間の周期を24時間に同調させる働きもあります。

とにかく、梅雨の時期にテンションを上げるためには「適度なストレス」を自分に与えるのが有効です。今回紹介したこれらの方法には、個人差や向き不向きがあるので、色々とチャレンジして自分にあった方法を見つけてみてください。これさえマスターすれば、今年の梅雨は例年よりもアクティブに過ごせそうですね。

川嶋 朗 先生
川嶋 朗先生

血めぐり研究会代表。東京女子医科大学附属青山女性・自然医療研究所 自然医療部門 助教授(東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニック 所長)。西洋医学に加え、東洋医学などを取り入れた統合医療に精通。著書に「医師が教える幸福な死に方」(角川SCC新書)などがある。

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